自分の教室を始める時、決めなければならないものの1つが "教室の名前" です。
開業届、ホームページ、入会案内…何をするにも名前が必要になります。
でも、いざ決めようとすると迷いますよね。
これでいいのかな。 長く使えるかな。 ちょっと大げさじゃないかな。
大切だからこそ、悩んでしまうものですよね。
そんな教室名の決め方を一緒に考えてみたいと思います。
自分の教室は、自分をそのまま映すような存在だと思います。
そしてこれから何度も口にして、使っていく名前だからこそ、ぜひ自分らしい名前を考えてみましょう。
それには、雅号や本名、縁のある音や好きな漢字を使うのがおすすめです。
また、地域に根ざして親しみを持ってもらいたいと思うなら、地域名を入れるのも良い選択だと思います。
その名前を見聞きしたときに「これが私の教室」と自然に思える名前をつけたいですね。
また、よく悩みやすいのは「習字教室」と「書道教室」どちらにするか、という選択です。
子ども向けの教室だから「習字」の方がいいかな。「書道」だと少し大袈裟かな、と考える方もいるかもしれません。
でも、その教室を、長く関わる場所にしたい、 文字は書き方だけでなく内面の積み重ねも大切だと思うなら、 私は「書道教室」とつけることをおすすめします。
もしかしたら、最初は少し大きめの服を着ているような感じでソワソワするかもしれませんが、
「書道教室」という名前は、これから続く教室の在り方をきっと支えてくれると思います。
ここで、実際に私はどうやって教室名を決めたのか紹介したいと思います。
私の教室は「香墨(かすみ)書道教室」といいます。 この名前は、私の人生のいろいろなご縁が重なって生まれたものです。
20代で、結婚後、会社勤めを続けていた頃。
時間のほとんどを仕事に使う生活の中で、 このままでは子どもを育てながら働くことは難しいと感じていました。
いつか自宅で書道教室を開きたい。 そんな思いを胸に、インターネットでさまざまな書道家の方や教室を調べている中、「墨(すみ)」の字を使った教室名が目に留まりました。
その先生のブログを何度も読み、憧れを抱いて、その後同じ書道学校に通うことを決めます。
そこで2年間学び直し、書道師範の資格を得て 雅号をつけることになったとき。
本名の「薫」と同じ音の「香」という字と、
高校時代、部活の先生が卒業する際に色紙に書いて贈ってくれた「凛」の字を選び
その二つを重ねて「香凛(こうりん)」という雅号に決めました。
その「香」と、心に残っていた「墨」を合わせて、 “墨の香りがする教室”というイメージで「香墨(かすみ)書道教室」という名前が生まれました。
振り返ると、私は昔から「か」という音に縁が多いので、 かすみの「かの音」も自分に合っていたのだと思います。
教室に名前をつけることは、 「この教室を続けていく」という自分の覚悟を静かに形にすることなのかもしれません。
ぜひ、これからの自分の教室をあらわすような素敵な名前を見つけてみてください。
これからも、教室運営に役立つ記事や、実際に行っている工夫を少しずつ追加していきます。
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