お月謝の金額を決めるのって、なかなか悩ましいですよね。
他の書道教室の月謝を調べて参考にしたり、
「習い事の月謝はこのくらいかな」と考えたり、
自分の時給としていくらが妥当か計算してみたり。
いろいろ考えてみても、結局正解がなく決められない・・という方も多いかもしれません。
そんな時は一度、
「自分の望む暮らしから逆算して考える」
という方法を試してみてください。
この話をすると「そんなふうに考えたことがなかった」と驚かれることもあります。
でも、書道教室をしたいと思う気持ちの中には、
仕事やパートを辞めて教室一本でやっていきたい、
子どもに「おかえり」と言ってあげられる時間を持ちたい。
そんなふうに、何かしらの「望んでいる暮らし」があるはずです。
月謝は、その暮らしとつながっている大切な要素です。
自分の望んでいる暮らしから逆算して月謝額を考えていくと、お金のことだけでなく
1ヶ月のレッスンの回数や、レッスン時間、1コマの生徒数にも自然と目安が生まれます。
その中から、形にしやすいと感じられるものを選んでいきましょう。
では、実際に月謝額の計算をしてみましょう。
目標月収 ÷ ひと月のレッスンコマ数 ÷ 1コマの人数= レッスン単価
たとえば、月20万円の収入があったら望んでいる暮らしが出来そうだな、と思ったら
月収 200,000 円 ÷ コマ数 ÷ 1コマの人数 = レッスン単価
という計算になります。
ここに、
・ひと月に何コマレッスンを開催できるのか、
・教室に座れる人数、または自分が一度に教えられる人数
の候補を入れて、いくつか単価の目安を出してみましょう。
🌿 月20万円を目指す場合 (レッスン単価)
|
月のレッスンコマ数 |
1回の生徒数 4人 |
5人 |
6人 |
8人 |
| 12回 1コマ 16,666円 | 4,167 | 3,333 | 2,778 | 2,083 |
| 16回 1コマ 12,500円 | 3,125 | 2,500 | 2,083 | 1,563 |
| 20回 1コマ 10,000円 | 2,500 | 2,000 | 1,667 | 1,250 |
| 24回 1コマ 8,333円 | 2,083 | 1,667 | 1,389 | 1,042 |
|
28回 1コマ 7,142円 |
1,786 | 1,429 | 1,190 | 893 |
レッスン単価が2,000円の場合、月2回レッスンのお月謝は4,000円という計算になります。
同じ「月20万円」でも、レッスン単価や1回の生徒数によって、教室の雰囲気や、自分の暮らしの余裕も変わってきます。
・少人数で丁寧に見たいのか
・たくさんの子どもと関わりたいのか
・どのくらいのレッスン数が無理なく開催できるか
・家族との時間をどれくらい取りたいのか
ぜひ、どんな教室にしていきたいかじっくり考えてみてください。
自分の働いた対価が低いと感じていると、どこかで自分の価値まで低く扱ってしまうことってありますよね。
無意識にそれが続くと、教室をしていることが嫌になり、続けられなくなることもあるかもしれません。
それは自分だけでなく、教室に通う生徒さんにとっても、望ましいことではないと思います。
だからこそ、自分が気持ちよく、教室を続けていける月謝を考えることは、自分にとっても、教室に通う生徒さんにとっても大切なことです。
どんな教室をしたいのか。どんな毎日を送りたいのか。
ぜひ、月謝を決めることを通して、一つ形にしていきましょう。
これからも、教室運営に役立つ記事や、実際に行っている工夫を少しずつ追加していきます。
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