個人教室の先生|「教えるのが怖い」と感じたら、安心して教えられる条件を考えてみよう

個人教室の先生|「教えるのが怖い」と感じたら、安心して教えられる条件を考えてみよう

5連休のシルバーウィークも終わり、家の中にいつもの静けさが戻ってきました。

雨上がりの晴天が気持ちよく、シーツを洗って干した後、今日は教室開業サポートの無料相談を行いました。

今回、メールマガジンで募集した無料相談にお申し込みくださったのは、スカーフ講師の先生。

なんと、私のブログを参考にして、ホームページを作ってくださっていたそうです。

教える分野や内容は違っても、講師という立場になって悩むことや、教室運営に必要な考え方には共通する部分があります。

そんなご縁も嬉しく、今回の無料相談をお受けしました。


講師の誰もが通る道?「教えるのが怖い」と感じるとき

今回の先生は、この春に講師の認定資格を取得されたという1年目の先生です。

相談したいことは、

「練習するほど自分のあらが目につき、教えるのが怖くなっています。
目が肥えてきたからこそのもどかしさと頭では理解できているものの、気持ちの持ち方が少し難しく感じています。
誰もが通る道かなと思いながら、ぜひ先生のご経験や心の持ち方についてお話を伺えれば嬉しく存じます。」

ということでした。

「教えるのが怖い」と感じるのは、講師を始めたばかりの頃には、もしかすると多くの人が一度は経験することなのかもしれません。


私も、教室を始めたばかりの頃、教えるのが怖かった思い出があります。

うちの子が通っていた幼稚園の仲の良いお友達に声をかけて、書道を教える練習をさせてもらっていました。

すると、その話を聞いた幼稚園のママたちから「うちの子もやってほしい」と言っていただき、レッスンのお約束をしたことがあります。

今思えばとてもありがたいお話なのに、その時の私はレッスンの日が来るのが怖くて怖くて。

前日まで何か理由をつけてレッスンを中止にできないかと考えていたほどでした。


「教えるのが怖い」の先に想像していることは何?

実は、「教えることが怖い」と感じている時、本当は別のことを怖いと感じていることがあります。

実際に、教えることそのものや、レッスンの時間に怖いことが起きるって少ないことだと思います。

すると、もしかしたら、教えることによって起こる「その先の出来事」を怖がっているのかもしれません。


例えば私の場合は、

「レッスンの後、お子さんのママに『あんな程度で教室をやっているんだ』と思われてしまうんじゃないか」

と、低い評価をされることを心配していました。

そして、その評価が噂になり、私の知らないところで広がってしまうかもしれない。

そうしたら、幼稚園の中で私や子どもの居心地が悪くなってしまうんじゃないか・・

そんな風に、教えた先に、”人から評価されること”や、”私生活への悪影響”を怖がっていたことに気づきました。

「教えるのが怖い」という気持ちの奥には、本人もすぐには気づかないような、別の怖さが隠れていることがあるようです。


だから、「教えるのが怖い」と感じた時は、

「私は、教えた結果、何が起こることを怖がっているんだろう?」

と、その先を想像してみると良いかもしれません。

本当に怖いと感じていることに気づくと、「じゃあ、どうしたら安心して進めるか」を考えやすくなります。


教えるのが怖いとき、できることはシンプル

教えるのが怖いと感じている時、解決に向けてできることはとてもシンプルです。

一つは、自分の技術を上げていくこと。
気になるところを練習して、自分が納得できるところまで技術を高めていくこと。

これは、講師をしていく上ではずっと必要になることなので、
自分のあらに気づけるということは、講師を続けていく上で一つの強みにもなると思います。


そしてもう一つは、怖いまま教えていくこと。
自分の技術を上げていく一方で、「怖くなくなるまで上達してから教えよう」と思っていると、教える機会を先延ばししてしまいます。

逆にいうと、「怖いから先延ばししたい」という気持ちがあるからこそ、「まだ技術が足りない」「もっと練習してから」と考えるのかもしれません。

教えることも、経験を積む過程で上達していきます。

だからこそ、 「怖い気持ちを持ったまま、教えていく」 と決めることも、講師を続けていく上で重要なことだと感じています。



自分が安心して教えられる条件を考える

とはいえ、いきなり

「自分より先輩の講師50人が集まった会場で教える」

とか、

「何かに怒ってるおじさんとマンツーマンで5時間レッスン」

なんて想像したら、怖すぎてちょっとできる気がしませんよね。


これは極端な例ですが、人それぞれ必ず、「怖い」「教えるの嫌だな」と感じる条件があるはずです。

そういったものはできるだけ避けることがおすすめです。

そして、その反対に「怖いけど、これならできそう」と思える、自分が安心して教えられる環境について考えてみましょう。


例えば、こんなことです。

・どんな人だと安心して教えられそう?

初心者の人? ある程度上手な人?

知り合いの人?それとも、知らない人のほうが気楽?

性別や年代も重要なポイントです。


・何人くらいなら安心して教えられそう?

教えることに慣れるために少人数がいいでしょうか?

1人にゆったり丁寧に教えたいか、マンツーマンだと緊張するかも?

2人か、3人かでも、レッスンの雰囲気は結構違います。

ある程度人数がいたほうが気楽に感じる人もいるかもしれません。


・どのくらいのレッスン時間なら無理なく教えられそう?

30分くらいでサッと終わるほうが安心?

60分が長いと感じたら45分でも良いし、

ゆとりを持って90分欲しい人もいるかもしれませんね。



このように、「誰に・何人・どのくらい・」と分けて考えてみると、自分が安心して教えられる条件が少しずつ見えてきます。

ここで大切なのは、

「普通はこのくらいだよね」

「周りの講師もこうしているから」

と、自分の常識やこれまでの正解、周りに受け入れられそうな条件を選ぶのではなく

「自分が安心できる」

「想像した時に嫌な感じがしない」

自分がそう感じる条件を選んでいくことです。


もしかしたら、最初は何が自分にとって安心なのかも分からないこともあるかもしれません。

それでも、選んでみて、実際にレッスンにしていく中で、

「これは大丈夫だった」

「これはちょっと緊張した」

「次はこうしてみよう」

と、自分に合う形が少しずつ分かってくるはずです。

そうして、自分が安心してできるレッスンの形を作っていくことが、自然と自分に合う生徒さんと出会うことにもつながっていくのだと感じています。


私自身も、そんな繰り返しをし続けています。

一歩一歩、少しずつ自分の教室の形を作っていきましょう。応援しています!


無料相談のご案内

書道教室開業サポートの無料相談を行っています。

現在のお悩みや状況を伺いながら、あなたに合った教室の形を一緒に整理していきます。

・これから書道教室を開きたいとお考えの方

・すでに教室をされている先生

・ホームページや教室運営を見直したい方

「こんなことを相談してもいいのかな?」ということでも大丈夫です。

どうぞお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

香墨(かすみ)書道教室 川鍋薫

2018年に自宅で書道教室を運営。これまで200名以上の生徒さんとご縁をいただいてきました。

「自分らしく続けられる教室づくり」を大切に、実際の経験をもとに記事を書いています。