書道教室の生徒募集は何をした?口コミからホームページ集客まで

書道教室の生徒募集は何をした?口コミからホームページ集客まで

「教室を開いても、生徒さんが来なかったらどうしよう。」

これは、私が書道教室を始める前に一番不安だったことです。

どんなに自分がやりたいと思っても、生徒さんが来てくれなければ教室を続けることはできません。

今回は、私が実際に行ってきた生徒募集について、教室を始めた当初から現在までの流れをご紹介します。


最初の生徒さんは、自分の子どものお友達5人でした

2018年、私は自宅で書道教室を始めました。 最初に声をかけたのは、自分の子どものお友達5人です。

「書道教室を始めるので、よかったら来てくれませんか?」
そう声をかけるだけでも、とても勇気がいったことを今でも覚えています。

当時は、まずは私自身が教えることに慣れるため、お試しの単発レッスンという形で開催していました。

その中から、「続けたい」と言ってくださったお子さんと一緒に、書道教室をスタートしました。

生徒さんが増えたら嬉しいという気持ちはありました。
でも当時はそれ以上に、教えることや教室のある暮らしに慣れることに精一杯だったように思います。


最初の2〜3年間は口コミだけでした

教室を始めてから2〜3年間は、自分から積極的に宣伝することはありませんでした。

ホームページもなく、看板やチラシもありませんでしたが、生徒さんや保護者の方からのご紹介で、少しずつ生徒さんが増えていきました。


実は当時は、「書道教室をしている」と人に話すことも少し恥ずかしく感じていました。

「お仕事は何をされているんですか?」と聞かれても、「何も」「趣味のようなもので」と答えてしまうくらい、自分の教室を仕事としては認められていなかったのです。

でも心の中では「お稽古を一生懸命やっていたら、自然と生徒さんは増える」と信じて、日々のお稽古を頑張っていました。

今振り返ると、その積み重ねはちゃんと口コミにつながっていたのだと思います。


コロナ禍をきっかけにホームページを作りました

転機になったのは、コロナ禍です。教室は都の要請を受け休業。これからどうなるか、今までのままではいけないかもしれない。

そう思い、個人教室運営のサポートを受けながらホームページを作りました。

ブログも書きましょうと言われ、右も左も分からないまま教室の様子や書道の考え方を言葉にすることを始めました。


ホームページを作ってからは、InstagramやYouTube、メールマガジンなど、さまざまなことにも挑戦しました。

でも試行錯誤を重ねた結果、書道教室の生徒募集にはホームページ一本で十分というのが、今の私の結論です。

その頃には教室の前に看板も設置し、「書道教室を仕事として続けていこう」という覚悟も固まっていました。


今では約9割がホームページからお問い合わせくださいます

現在、新しく入会される生徒さんの約9割は、ホームページを見つけてお問い合わせくださっています。

お問い合わせの際には、「教室の雰囲気が分かって安心しました」「生徒さんたちが楽しそうで」と言っていただくことも少なくありません。

ホームページは、教室の場所や月謝を知っていただくだけではなく、「どんな先生なのか」「どんな思いで教えているのか」を知っていただく場であることが大切なのだと実感しています。

その結果、収入面でも困ることのない教室運営ができるようになりました。

振り返ると、生徒募集で一番大切なのは、たくさん宣伝をすることではなく、教室のことを必要としている方に、きちんと知っていただける環境を作ることだったのだと思います。


最後に

これまで教室を続けてきて実感しているのは、書道を習いたいと思っている方は、想像以上にいらっしゃるということです。

だから、無理に何か集客を頑張る必要はないのかもしれません。


大切なのは、目の前の生徒さんに満足していただける教室を続けること。

そして、その教室を必要としている方に見つけてもらえる窓口を作っておくことです。


口コミでも、ホームページでも、その根っこにあるのは「この教室に通いたい」と思っていただける教室づくり。

まずは目の前の生徒一人ひとりを大切にすることが、新しい生徒さんとの出会いにつながっていくのだと感じています。


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この記事を書いた人

香墨(かすみ)書道教室 川鍋薫

自宅で書道教室を運営。子どもから大人まで指導しながら、書道教室の開業や教室運営についても発信しています。

2026年には半年ぶりに新規募集を再開し、夏休み体験レッスンは3日間で10名満席。

「先生自身も無理をしない教室づくり」を大切に、実際の経験をもとに記事を書いています。